「第9回北沢デザイン会議」に参加してみた

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昨日2023年3月25日に開催されました「第9回北沢デザイン会議」に参加しましたので、その感想を。
今回9回目ということですが、私自身は昨年に引き続き2回目の参加でした。
オンラインで参加しました。

ちょうど用事が入っていて外出しながら聴くという形だったので、あまり細かいところまで会議の様子を追えていません。
世田谷区の発表内容について、少し個人的感想を書きたいと思います。

冒頭に保坂区長の挨拶がありましたが、線路街についての自画自賛メッセージでしたね。
もともと区長になる時に下北沢の北口を分断する26メートル道路である補助54号線の中止を公約に掲げていたのに、区長になって中止が出来ないと分かるや論点をズラして線路跡地のことしか触れないという姑息さ。
26メートル道路は予定通り建設が着々と進められています・・・

↓は令和4年度は駅前広場について、世田谷区として何を取り組んだかの紹介スライド。ご存知駅前広場の整備ですね。

↓駅前広場の完成イメージ。昨年の会議のイメージ図と違いは無さそうに感じました。

↓現状、茶沢通りと線路街の交差部分にある「下北沢交番」が移転計画があるようです。

↓補助54号と世区街第10号線の交差部分も検討したそうですが、この場所は不適との結論。

↓南口商店街のマクドナルド、たい焼き屋前の空き地にどうやら「下北沢交番」が移転してくるみたいです。駅前すぐに交番があると抑止力が働いて治安は良くなりそうです。

線路街の残りの事業で残っているのは駅前広場と、そこに入って来るための道路(補助第54号線)の整備になりましたが、今回のデザイン会議では補助第54号線の整備状況についてはほぼ説明は無かったと思います。(聞き洩らしてたらすみません。)
昨年度末に、完成時期を令和10年度末まで延長したので、駅前にバスが入って来るのは早くて5年後(2028年3末)になります。

補助第54号線は下北沢が誇る街中華「珉亭」の場所を通ることになるので、道路が開通=珉亭が閉店という事態になりますが、声を上げる人はあまりいないようですね。
世田谷区としてはどうやら事業を中止せず推進しようとしているようなので、近いうちに強制立ち退きで珉亭が閉店ということになりそうです。

そもそも、下北沢周辺の補助54号線を整備したとしても、↑の2つ前の地図にもあるように、西側は行き止まりなので道路整備の意味があまり無いんですね。また、54号線の東側のスタート地点は目黒区と世田谷区の境界、三角橋なのですが、そこから下北沢駅前への道路整備についても、まだ用地買収も終わっていないので完成するのは10年どころか数十年掛かりそうな勢い。そして先ほどの西側についても現状ロータリーとなっているところから更に西へ道路が続く予定となっていますが、こちらも用地買収がまったくできていないので完成するのは数十年後。

ということで、道路はできてもクルマはほとんど入ってこない状況が数十年続くということになります。
いっそのこと、下北沢周辺の補助54号線は全線開通まで歩行者天国にしてしまって良いんじゃないでしょうか。そして、珉亭の部分の道路は54号線が三角橋から開通する時に開通させれば良いんじゃないかと思いますね。54号を無理に通さなくても、線路街「空き地」からバス、タクシーを入れれば良いだけな気がします。

また、前から指摘していますが、下北沢駅前に送り迎え用の自家用車が入って来るのが想像できないですね。世田谷代田駅前にもクルマの乗り入れ部分がありますが、この前30分くらい駅前広場にいた時に観察したら1台くらいしかクルマは通りませんでした。


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