「せたがや百景」を写真で振り返る、10回目は「粕谷」。
初めてご覧になった方に趣旨を説明すると、「せたがや百景」を2022年5月に1日かけて自転車で全て回った時の記録を、街ごとにブログに綴るという企画。
早いもので、「せたがや百景」を訪れてから2年以上経ってしまいました。
忘れないうちに百景を全てご紹介できればと思っております。
さて、粕谷は粕谷一丁目から粕谷四丁目からなります。
東は環八、西は先日道路拡張工事が完了した補助第54号線(上祖師谷)の榎交差点までという、ちょうど正方形のような形です。
粕谷の町は3か所が「せたがや百景」にランクインしています。
一つ目は、「廻沢(めぐりさわ)のガスタンク」
巨大な球形のガスタンクもいつの間にか、まちの風景の中に溶け込んでいく。朝日を浴び、夕日に照らされ、雨に霞んで、一冴の風情さえ帯びてくる。都市風景のなかで一際目立つランドマークだ。(せたがや百景公式紹介文の引用)
環八からも見る事ができる、巨大なガスタンクです。
直径33.68mもあるそうです。間近で見ると、その巨大さに圧倒されます。
正式名称は「東京ガス世田谷整圧所」。ガスタンクが5基あります。
二つ目は、「芦花公園と粕谷八幡一帯」
芦花恒春園は、文豪徳富蘆花が明治40年から昭和3年の死去までの20年間を、愛子夫人とともに過ごしたところで、園内には蘆花記念館と当時のままの書院、母屋が残されている。裏手には、児童公園や散策によい公園が続いている。近くの粕谷八幡には蘆花ゆかりの「別れの杉」二代目が植えられている。このあたりは緑の深い趣のあるところだ。(せたがや百景公式紹介文の引用)
そして、芦花公園の敷地内にある粕谷八幡。
粕谷八幡神社は、芦花公園の敷地内にある静かな神社で、世田谷区内でも由緒ある場所のひとつとして知られています。この神社は、地域の人々から長年愛されてきました。
小さい参道を歩くと、都会の喧騒を忘れさせる静寂が広がり、心を落ち着けることができます。
また、この神社は地元の歴史や文化に深く根付いており、境内では年間を通して様々な神事や祭りが行われています。
特に地元の人々にとって大切な存在であり、地域の伝統を守り続けています。
世田谷百景に選ばれていることからも、この神社は自然と歴史が融合した魅力的なスポットとして、多くの訪問者に親しまれている場所です