【2022/2/16 追記】
「happylemon（ハッピーレモン）」下北沢店は閉店となり、その後には、おはぎ専門店「OHAGI3 下北沢店」がオープンしました。
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井の頭線・下北沢駅内にある台湾茶・タピオカミルクティー専門店「happylemon（ハッピーレモン）」。
Twitterでも書きましたが、このお店は京王電鉄が出資しているお店という事が分かりました。
そして調べてみると色々と分かってきたのでブログにまとめておきます。
日本での知名度はイマイチですが、海外、特に中国において成功しているカフェブランドのようです。
連載「日本で活躍する台湾企業」によると、
happylemon は、 Fresh、 Real、 Finest、Innovation、Quality という5つの原則を掲げており、特に「新鮮」、「創造」をコンセプトに東洋のお茶に西洋の概念を融合させた「新しいお茶カルチャー」の世界展開（東洋のスターバックス）を目指している。ターゲットは健康志向の若者（特に 20～35 歳の女性）である。
happylemon は 2006 年の香港と上海での出店を皮切りに、これまで広州（2007 年）、北京(2008年）、蘇州、無錫（2009）等、中国国内を中心として出店してきた。中国以外ではフィリピン・マニラ（2010 年）、韓国・ソウル（2013 年）、米国・ニューヨーク（2014 年）、英国・ロンドン（2015 年）、カナダ・トロント（2016 年）等に進出している。2014 年には台湾・台北にも初出店
台湾においてhappylemonを運営する雅茗天地集団の林太一氏（台湾人）が、日本人を中心とするビジネスネットワーキング団体である「北京和僑会」の活動に携わっている中で、雅茗天地集団、レストラン京王、UDS株式会社の3社が2014年に合弁会社「上海游香餐飲管理有限公司（上海市）」を設立するに至り、まずは「游香食楽」というカレーレストランを上海に展開。2018年時点では5店舗ほどあるようです。コロナ下の現在の状況は不明。
雅茗天地集団と京王グループとは、上海でのビジネス連携を通じて信頼関係を深めていった。そして、2015 年、雅茗天地集団は日本において、京王電鉄株式会社と合弁会社を設立し、同年、先に述べたように東京原宿に「彩茶房」という台湾茶カフェを展開
上で言及されている合弁会社というのは京王電鉄株式会社が60%出資している「Freshtea Japan 株式会社」ですね。
「彩茶房」はカスケード原宿１Ｆにありますが、現在休業中。。。
その後、「Freshtea Japan 株式会社」により、「happylemon」が日本にオープンするという流れ。
京王新宿店、誠品生活日本橋店、キラリナ京王吉祥寺店、明大前店、下北沢店の5店舗を出店するも、現在営業しているのは京王新宿店、誠品生活日本橋店の2店。
下北沢店は公式ウェブサイトからも削除され、後継店舗として「OHAGI3」という、おはぎをはじめとした和菓子のお店が2021年12月にオープンする予定。
調べたところ、「Freshtea Japan 株式会社」の過去4年間の決算情報が出ていました。
売上高は非公開ですが、純利益が過去4年間すべて赤字。2020年以降はコロナの影響もあるのでしょうが、それ以前から赤字ということでコロナに関わらず厳しい経営状況だったと思われます。
今やタピオカミルクティーのブームも完全に過ぎ去ったことで、今後も業績が大きく上向くことは難しいと思われます。
・並木 章吉氏（2015/7～2017/6。本社海外戦略部・並木FC推進室長を兼任？）
・近藤 洋之氏（2017/6～2020/6。退任後は本社の戦略推進本部事業推進部長へ）
・横倉 康生氏（2020/6～。前任は京王書籍販売（株）取締役管理部長）
下北沢店は閉店がほぼ確定していますが、現在休業中のその他の2店舗（吉祥寺店、明大前店）は今後再開するのか、そのまま閉店するのかは現時点では不明です。
「Freshtea Japan 株式会社」としては赤字を減らすことが求められていると思いますので、何らかの決断があるような気がします。
彩茶房のインスタグラムは去年の12月以降、happylemonのインスタグラムは1月末以降更新がされておらず、SNS運営チームも不在な状況なので撤退に向かっているような気が何となくします。。。
