ピーコック、三省堂書店が入る「下北沢駅前共同ビル」が遂に建て替えか?

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下北沢駅前の象徴的な?建物である「下北沢駅前共同ビル」は、竣工から既に54年が経過し、遂に建て替えの計画が具体化しつつあるようです。竣工当時の1970年には、下北沢というエリアは現在ほどの注目を浴びていませんでしたが、今や若者文化やクリエイティブなコミュニティの拠点としてその地位を確立しています。その中で、ピーコックや三省堂書店が入るこのビルは、長年にわたり多くの人々に愛されてきました。

↓は、2018年に撮影した、「下北沢駅前共同ビル」

地権者と敷地面積

このビルの地権者は4人いるとされており、それぞれの意向が今後の建て替えプロジェクトに大きく影響を与えると考えられます。地権者が多い場合、それぞれの利害やビジョンを調整するのは容易ではないため、今後の交渉が注目されます。また、敷地面積はGoole mapsで計算したところ推定1,044.58平方メートルと広く、下北沢駅前という一等地であることから、新たなビルの建設には多くの期待が寄せられています。

2025年3月以降の建て替え計画

現時点では、2025年3月以降に建て替えが開始される見込みです。このタイミングでの建て替えは、老朽化した建物の安全性や、現在の商業ニーズに合った施設を提供するためのものと考えられます。特に、下北沢駅の再開発が進む中で、駅前の象徴的なビルの建て替えは、地域全体の発展に寄与する重要なステップとなるでしょう。

駅前一等地の賃料と新ビルの規模

下北沢駅前というロケーションは、その利便性とアクセスの良さから賃料が非常に高額になることが予想されます。このため、新たに建設されるビルには、賃貸条件をクリアできるテナントが集まることが求められます。とはいえ、駅前の一等地という条件から、商業施設やオフィスが入る複合ビルとしての設計になるのではないでしょうか。さすがに住宅は入らないはず。

新ビルが何階建てになるかについては、具体的な情報はまだ発表されていませんが、周辺の都市計画や景観保護の観点から、10階程度の中層ビルになる可能性が高いと予想されます。さすがに高層ビルはこのエリアの雰囲気に合わないと思われますし、ある程度制限された高さでの建設が計画されるでしょう。

計画発表を待ちつつ…

今後の詳細な計画発表が待たれるところですが、駅前ビルということで、商業施設やオフィスに加えて、カフェやギャラリーなど、下北沢らしい文化的な空間が設けられることも期待されています。また、地域の発展とともに、若者や観光客が集う場所としての魅力をさらに引き出す新しいビルとなることを願っています。

今回の建て替えは、地域の未来を占う大きなプロジェクトであり、その行方を見守りたいです。


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