下北沢を横断する補助54号線の2023年4月の状況

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下北沢を横断する巨大道路、補助第54号線(下北沢1期)の2023年4月時点の状況です。

下記は世田谷区ウェブサイトから。

「都市計画道路補助第54号線は、昭和21年に都市計画決定された、渋谷区富ヶ谷二丁目から世田谷区上祖師谷五丁目までの、延長約8,950メートルの道路です。数回の計画変更を経た後、平成15年1月に現在の計画となりました。
世田谷区では、上記区間のうち、茶沢通りから西側へ265メートルの区間について、平成18年10月に都市計画道路事業の認可を受け、令和10年度中の完成に向けて事業に取り組んでいます。(下北沢1期)」

少しずつ工事が進んでいますが、本日お伝えするのは補助第54号線(下北沢1期)の最西端の様子。

事業区域図は下記(世田谷区ウェブサイトから借用)

すっかりと立ち退きが終わっていまして更地になっていました。
オオゼキ方面が写っています。右側のビルが吉野家やコメダ珈琲が入っている横浜銀行のビル。左側のビルは最近完成した、東宝のビル「アビティ下北沢」。タリーズコーヒーがオープンしたみたいです。

写真を撮った場所はココです。

下北沢2期は、ここからさらに西に道路は続くと思われますが、下北沢1期はここまでの計画となっています。
ここで一旦道路が途切れるので、↓のようにロータリーのようなものができるようです。(詳細不明です)

ご存知のように、このあたりは道路が非常に狭く、ここから更にクルマで西に行くのは困難。ということで、補助第54号線(下北沢1期)が完成したとしても、クルマで西へ向かう人にとってはあまり利用価値の無い道路になります。
下北沢への荷物配送車とか、この辺りの住民には使えるのかもしれませんが。。。

道路幅は歩道を含めて26メートルとなっており、この地域には不釣り合いな広さとなります。
完成予定は令和10年度で、あと6年後には完成する予定ですが、すでに何度か延期されているため、今後も再度の延期が発生する可能性があります。

保坂区長は、選挙公約にこの巨大道路問題を中止することを掲げて2011年に出馬しましたが、実際にはその約束を守ることができませんでした。
そして小田急線地上再開発にすり替えて成功したとの自画自賛していますね。

当時巨大道路に反対していた人たちは沢山いたと思うんですが、最近SNS上ではその声を聞かなくなりましたね。
皆さん高齢化したり街の状況の変化に伴い、道路問題は容認するようになったのでしょうかね。


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