小田急線上部利用に関する情報など、小田急線沿線の街づくりについての経過の報告と今後の取り組みを案内する会議、「北沢デザイン会議」の第8回目が令和4年3月13日(日曜日)午前10時~正午に開催されます。
その申込が本日より開始となっています。
申し込みは下記のサイトから可能です。当日はZoomでの参加も可能です。
小田急線跡地に立て続けに開業した各施設の紹介が行われるのだと思います。また、今後の取り組みとしては、駅前広場の整備が残っていますね。
下北沢駅駅前広場(世田谷区画街路第10号線)が令和10年度中の完成に延期となったことが議題になると思われます。
また、補助第54号線(下北沢1期)は小田急線の上部ではないので議題の範囲外なのかもしれませんが、気になる所です。
参考資料として、2016年の「第4回北沢デザイン会議」の様子。
■和解後初の「第4回北沢デザイン会議」 6月4日に開催
「和解後」というのは、下北沢の街づくりに関する補助54号線と小田急連続立体交差事業の行政訴訟の和解についてだと思います。
この頃、私はあまり下北沢の街づくりについて関心がなく、今になって状況を把握しているところです。
2016年から5年以上していますが、結局のところ、和解してどのようなプランに修正となったのかは分かりませんでした。
世田谷区は、以前と同じように「都市計画道路補助第54号線(下北沢1期)及び下北沢駅駅前広場(世田谷区画街路第10号線)」を何の変更もなく進めようとしているように見えます。
期限は延期となりましたが・・・
ネットで検索していたところ、下記のブログが見つかりました。10年以上前の記事ですが、下北沢再開発問題について、色んな論点を整理されています。
■下北沢再開発問題についてもう一度まとめてみる(ゼロ年代の都市計画)
色んな立場の人がいるので、全ての人が納得する結論は出ないと思いますが、補助第54号線という、渋谷区富ヶ谷から祖師谷までを繋げるという、あと100年経ってもできそうもない道路を作るための工事の一環で下北沢を貫通するというのはあまりにも無理があり過ぎると思います。
しかも2期、3期は実現の目途がなくなり、駅周辺の1期のみ実現というのは。。。