【2022/6/9 追記】
「Greening」の取締役CEOに、関口正人氏が就任。
「ティーアンドピー「(旧)Think Green produce」で代表取締役を務めた方ですが、2021年の破産後は名前をしばらく見ていなかったです。
ティーアンドピーは数十億円の債務があった模様ですが、債権者ともうまく整理がついたのでしょうかね。
「Greening」の取締役CEOに関口正人氏が就任したことで、「Greening」は実質「ティーアンドピー「(旧)Think Green produce」と同じ会社だったってことがいみじくも証明されました。
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下北沢に2021年に開業したマスタードホテル下北沢、reloadを運営する「Greening」社。
2021年4月に「ティーアンドピー「(旧)Think Green produce」を引き継いだ「Greening」というのはどのような会社なのか」という記事を書いたのですが、その後の動向も踏まえて「Greening」について掘り下げます。
あまり表立って出てこない会社ですが、「Greening」は「マスタードホテル下北沢」、「reload」、そして多目的エンタメカフェ「ADRIFT」を運営しています。
東北沢~下北沢間に新たなできた施設群ですね。今は運営フェーズですが、企画、事業計画段階から行っていたようです(当時は「Think Green produce」)
これらは小田急電鉄の旧線路上の土地の、小田急電鉄が建設した建物の中にありますが、管理・運営は小田急電鉄ではなく、「Greening」社が行っているという形です。
(以下、Greeningウェブサイトより)
テクノロジーというキーワードが入っていますが、技術屋テック系の会社ではないはず。
恐らく、外部からテクノロジー要素含めつつコーディネートしてお店や施設を作ってますってことなんだと思います。
「SMART GREEN CULTURE」・・・最近のSDGsを意識しての事でしょうが曖昧で良く分かりません。。。
理念に「カルチャー」という言葉が良く出てきますが、reloadができて半年以上経過しても残念ながらカルチャーらしさはあまり感じられません。
むしろ、世田谷代田側にできた「BONUS TRACK」の方が新しいカルチャーができつつあるような印象。(こちらは「Greening」ではなく、「散歩社」の運営)
その違いは、運営者が当事者意識をもって施設を育てようとしているのか、否かの違いかなと思います。
「reload」はお店を入れるのに注力し、その後は各お店任せな印象。「Bonus Track」はお店同士の繋がりも意識しつつ運営側が色々な仕掛けを通して継続的な発展を目指いしている印象。
イチ住民からすると、「Bonus Track」の方が魅力的に映ってしまいますね。
何気なくウェブサイトを見ていたら執行役員に若干の入れ替わりがあったようです。
新たに下記2名が執行役員として入り、今まで執行役員だった今井氏(マスタードホテル責任者)が抜けた格好。
・菅原悠 氏・・・奥渋谷のレストラン「CHOWCHOW」をプロデュース。LEXUSライフを満喫
・吉田志野 氏・・・HR系
そして本店を移転し「Think Green produce」時代の本店へと戻った様子。ちなみにレストラン「CHOWCHOW」と同じビル内。
果たして「reload」、「ADRIFT」に「SMART GREEN CULTURE」が芽生えるのか、注目していきたいと思います。
