人々の憩いの場でもあり、野鳥の生活圏でもある北沢川、そしてその流れの仕組みについて

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下北沢駅から南に歩く事10分くらいで北沢川緑道にぶつかります。
春の時期は桜並木が綺麗で多くの人が訪れますが、桜の時期でなくとも散策の場所として多くの人に愛されています。
人々の憩いの場所になっていますが、時折白サギのような野鳥も何やら川でエサ取りをしていて、野鳥にとっても生活の場であることが分かります。

北沢川にはザリガニが住んでいて、子供たちがよくザリガニ釣りをしていますが、このシラサギもザリガニを探しているのでしょうか?

ここ北沢川は元々は自然の用水だったようですが、今は暗渠化されて地下の下水道となっているようです。
今流れているのはその上に作られた人工の水だとのこと。

平成7年から、今のような人工水が流れて憩いの場となっているとのことでした。
人工の水の水源は「新宿区の落合水再生センターからの高度処理水」とのこと。

↓落合水再生センター

環境省の資料によると、

代沢せせらぎ公園地下に設置された浄化施設までは、東京都落合水再生センターのポンプによって圧送水され、浄化後、浄化施設に設置されたポンプによって浄化施設まで圧送水されています。
上流は少なく、下流は多くというように自然の河川の流量変化を演出するために導水箇所を複数設置しました。各導水箇所の水量はバルブ(仕切弁)で調整しています。また、下流からの整備であるため、区間ごとに導水箇所を設置したという背景もあります。現在はさらに上流部分が整備されており、当然送水管と導水箇所を新設することになります。

とのこと。

代沢せせらぎ公園は、淡島交差点の近くの公園ですね。

落合水再生センターから代沢せせらぎ公園まで送られてきた水(①)を、さらに上流に向けて地下の送水管を使って流して北沢川に流している(②)、という事なんだと思います。
下記のようなイメージでしょうか。ちなみに落合水再生センターから代沢せせらぎ公園までは直線距離で7㎞くらいあるので結構な距離ですね。


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