いよいよ来週に迫った、小田急線の新ダイヤ。
複々線での運用となりますので、大幅に列車の本数が増えるのは周知の通り。
では、どれだけ列車の本数が増えるのか!?
増えるとは分かっていても、どれだけ増えるのか、増加率(パーセント)で定量的に示したものはあまり見かけません。
改正前と改正後を比べて、どれくらいの割合で停車する列車が増えるのかを見ることで客観的に判断できると思います。
ということで、当ブログで増加具合を調べてみました。
小田急線の全部の駅を調べると大変なので、「東北沢~和泉多摩川」を対象としました。
情報源はこちらの小田急線「「新ダイヤ」の ポイント」。
調べた結果を表にしたものがコチラ↓。
当たり前ですが、全ての駅において列車本数は増えています。
そんな中で、今回の改正における勝者はどの駅かと言いますと、
平日:千歳船橋、祖師ヶ谷大蔵
土休日:千歳船橋、祖師ヶ谷大蔵
でした!!
千歳船橋、祖師ヶ谷大蔵にお住いの方々、ダブルタイトル獲得、おめでとうございます。
平日で1.4倍増加、土休日には何と1.6倍の増加になります。
逆に、今までが少なすぎたと言えるかもしれません。
その他、興味深い点としては、
・経堂は土休日の方が停車本数が多い。(土休日は成城学園前よりも経堂の方が多く止まるという珍現象)
・喜多見、和泉多摩川は平日は1本増のみ。土休日も8本増のみ。可哀想過ぎます。
・狛江は今までは喜多見、和泉多摩川と同じ本数でしたが、今回の改正で一気に本数増。
ちなみに下北沢は増加率では一番にはなれなかったものの、列車本数としては平日、土休日ともに1位を引き続き獲得。
平日は1.2倍、土休日は1.3倍に増加します。
もし引っ越しで小田急沿線沿いを考えていらっしゃるのであれば、今回の数字を見て住む街を決めるのも良いかと思います。
例えば、下北沢と隣の東北沢・世田谷代田を比べると、平日で約2.7倍、土休日で約3倍の違いがあります。
列車の本数が少ないということは駅で待つ時間が増えるということになります(時刻表を見ずに電車に乗る場合)ので、その時間の積み重ねは1年単位で見ると結構な時間になると思います。
結局は家賃と電車の利便性の天秤になるかと思いますが、意外に駅によって列車本数の差は大きいということを今回改めて感じた次第です。