東京都の地震に関する地域危険度測定調査(第8回)を受けて、「北沢、代沢、太子堂、代田地区」の危険度を確認してみました

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本日2018年2月15日に、東京都より「地震に関する地域危険度測定調査(第8回)」が発表されました。

地震に関する地域危険度測定調査

Yahoo!ニュースにも取り上げられていたのでご存知の方も多いかもしれません。
ニュースでは概要しか伝わっていなくて、

危険度が最も高い「5」は、地盤が弱く、古い木造住宅が密集する荒川や隅田川沿いの下町一帯を中心とする85地域(全体の1.6%)で、足立区、荒川区、墨田区で特に多かった。

という書き方なので、世田谷はあまり関係ないよね、と思われている方も多いかもしれません。
東京都のウェブサイトでは、東京都の全市町村区丁の危険データが公表されているので、ダウンロードして下北沢界隈の危険度について調べてみましたのでご紹介します。

エクセルでもデータ入手できたのでフィルタを使って北沢、代沢、太子堂、代田地区を抜き出してみました。
結果は↓

危険度5が1か所ありまして、「災害時活動困難度」という項目でした。
これは、おそらく災害が起きた時に、消防車とかが入りづらくて活動が困難ということを表しているのだと思います。
危険度5になった北沢1丁目はどこかと言いますと、東北沢駅と池ノ上駅に挟まれた地域。スズナリから東側と言ったらいいでしょうか。
確かにこの辺りは広い道がなく、消防車等の活動が困難だと思われます。
ここにちょうど補助第54号線を通そうとしているのも、この災害時危険度と関係があると思われます。

危険度4は北沢と太子堂に数か所ずつ。
それぞれ見てみましたが、その地区の中でもマンションが建っていて安全そうなところと、木造住宅が密集していてこりゃダメだわ、と感じるところ様々です。
住宅密集地は言われてみると確かに災害時延焼が起きたり、消火活動が困難になり危険そうなので、この危険度を参考に引っ越す際は気を付けた方がいいかもしれません。

既に住民となっている場合は、災害時起こりうる事態に備えてシミュレーション、必要な資材の準備をお忘れなく。


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