下北沢駅前の再開発が生む未来 ─ 新しいランドマークに求められる施設を妄想する

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下北沢駅前共同ビル、みずほ銀行北沢支店、東洋興行ビルの建て替えが来年2025年の春ごろから始まる予定です。これらの敷地面積を合計すると、約3,440平米にも及ぶ大規模な再開発となり、下北沢の新たなランドマークとして注目を集めるのではないでしょうか。

まず敷地ですが、以下の黒線で囲ったエリアが開発対象となりそうです。T&Tビルも含まれるかどうかはまだ不明ですが、場所的にここだけ残る理由はあまり考えにくいですね。地権者の意向もあるでしょうが、これらが全て再開発されるとすれば、壮大な計画が進行することは間違いないでしょう。

さて、下北沢駅前には何階建てのビルが建てられるのか、調べてみました。

「北沢総合支所管内の街づくりのお知らせ」Vol.12に記載されていますが、補助 54 号線・世区街 10 号線・補助 210 号線に接する敷地で、街並みづくりに貢献する公開性を持った広場等をつくる、かつ敷地面積は 2,000 ㎡以上ある場合、何と建築物の高さは60m以下まで建てられます。

60mってどれくらいかというと、1階あたり4mとすると15階建てのビルまで建てられますね。

その前提で、ビルにどのような施設が入るのか、入ってほしいのか妄想しながら書きたいと思います。

現在のビルから再入居の可能性が高い施設

まず、新しいビルに入る可能性が高いと考えられるのが、現在のビルに既にテナントとして入っている以下の店舗です:

  • みずほ銀行北沢支店
  • Hanahiro(花屋)
  • ピーコック下北沢店
  • 三省堂書店

これらの施設は、駅前の利便性を保つためにも再入居の確度が高いと予想しています。

さて、新しいビルに期待する施設を妄想してみました。

新しいビルに期待する施設のアイデア

1. 宿泊施設

下北沢には現在3つほどのホテルがあるものの、海外からの観光客が増えている昨今、宿泊施設の需要はまだまだ高いです。例えば、ドーミーインのような宿泊施設が100室程度で入ると、旅行者にも便利ですし、街の活気もさらに増すのではないでしょうか。

2. 本多劇場パート2

本多劇場が入っているビルは築40年以上で、そろそろ老朽化も気になります。この機会に本多劇場のパート2として、新ビルに劇場を併設するのも魅力的な案です。小劇場の文化を大切にする下北沢にとって、新たな舞台芸術の拠点が誕生することで、さらに多くの観客を引き寄せることができるでしょう。

3. 温泉施設

駅近でサウナや入浴ができる温泉施設は、仕事や買い物の後にリラックスできるスポットとして多くの人に喜ばれるはずです。井の頭線と小田急線が交差する利便性を活かして、訪れる人が増えることでしょう。1人2000円くらいの利用料で、非日常のリラックスタイムを提供するのも良いですね。

4. カルディのフラッグシップ店

カルディの下北沢店は現在のところやや小さめなので、大きなフラッグシップ店ができると嬉しいです。地域住民も観光客も気軽に立ち寄れるスペースとして、多種多様な食材やおしゃれな食料品を手に入れる場所として人気になると思います。

5. SOHO施設 & コワーキングスペース

個人事業主やフリーランスが多い下北沢には、大規模なオフィスではなく、気軽な料金で使えるSOHOやコワーキングスペースが求められていると感じます。カフェエリアを併設したワークスペースがあれば、仕事の合間にリフレッシュもでき、クリエイターや起業家の新しい集いの場となりそうです。

6. 多目的イベントホール

ポップアップショップや小規模なライブ、展示会などに対応できる多目的ホールもあると良いですね。毎週末に違うイベントが行われることで、訪れる度に新たな発見がある街となり、地域の活性化に大きく貢献するでしょう。

7. フードホール

世界各国の料理が味わえるフードホールがあると、ここに来るだけで「グルメツアー」が楽しめます。中南米や東南アジアのカジュアルな屋台風のエリアと、日本の地元食材を使ったレストランエリアを作ることで、多様な食文化を体験できる空間になるのではないでしょうか。

8. 屋上庭園 & 展望デッキ

最上階に屋上庭園や展望デッキを設け、誰でも気軽に利用できる開放的なスペースがあると素敵です。下北沢の街並みや遠くの富士山を眺められるスペースで、昼夜を問わず訪れる人に癒しを提供する場所となると思います。ルーフトップバーとかも面白いかも。

9. 子ども向け施設

ファミリー層の利用も多い下北沢には、子ども連れでも安心して楽しめる施設があると便利です。例えば、屋内型キッズスペースや託児所があれば、親子で訪れる人々にも使いやすくなりそうです。

10. ライブラリー & コミュニティスペース

三省堂書店の隣には、静かに本を読めるライブラリーや、地域の人々が集まるコミュニティスペースがあっても良いですね。ワークショップや勉強会など、地域コミュニティが活発に活動できる場所があれば、下北沢らしい文化の発信地としてますます注目されるはずです。

いかがでしょうか。
ビルの設計は既に水面下で進行しているかもしれませんが、下北沢ならではの施設が入ることを祈っています。
ユニクロとかどこにでもあるお店は要らないので。。

DALLE3で描いてもらったらこんなデザインに。


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