2021年9月16日にオープンした「マスタードホテル下北沢」。
下北沢にできた初の本格的都市型ホテルということで早速宿泊してきました。
結論から言うと、想像していたよりも良かったです。
「マスタードホテル下北沢」はオープン前の内覧会で各種メディアでレポートされていますが、そこでは伝えきれられていない魅力もあると思いますので、何が良かったのか、「マスタードホテル下北沢」の魅力を存分に伝えていきたいと思います。
既にご存知の方も多いと思いますが、下北線路街の一番東北沢駅寄りにあります。
下北沢駅からだと少し時間が掛かって徒歩10分弱だと思います。
線路跡を直線的に通れば早いですが、まだ工事中なので余計に時間が掛かります。
自動チェックインではなく、フロントの担当者に予約の旨伝えてルームキーをもらう形。
QRコードとかで自動チェックインできればいいなとは思いましたが、時間貸しなど多様な利用形態があるので完全自動は難しいか。
2階の部屋だったのでフロント右側にあるエレベーターで2階へと向かいます。
カードキーがないと、エレベーターが動作しないのでセキュリティはしっかりしていますね。
天井が高く、圧迫感は全く感じません。色合いも素晴らしい。
今回スーペリアダブルに宿泊しましたが、室内面積は14平米ということで、一般的な都市型ホテルとしては平均か平均より広いかと思います。
廊下もそうですが、天井が高いので空間容積は他の都市型ホテルよりもずっと大きいので広さを感じます。
とにかく内装がシンプル。よくある絵が飾ってあったりというのもなく、変な色の壁紙も無いので落ち着けます。
↓入口近くのハンガー＆荷物スペース。
↓大きな窓が一つ。
↓ベッドにはコンセントとUSBジャックが１つずつ。スマホを寝る前に使う時にこれは良いですね。
「マスタードホテル下北沢」の特長であるレコードプレーヤ。
全室に設置されているということで、宿泊したらレコードプレーヤで音楽を聴きながら過ごすことになります。
ちなみに室内にテレビはありません。
レコード盤は1階のフロント脇に置いてありますので、借りにいきましょう。
有名アーティストから、聞いたことのないアーティストまで、そしてジャンルも割と多種多様なものが置いてありました。
邦楽は無かったような気がします。
↓レコードプレーヤーはION社の「Premier LP」。Bluetooth対応しているのでBluetoothイヤホンで聴けるのかもしれません。ヘッドホン出力も可能。
レコードプレーヤを使うのは実は初めてで使い方が良く分からなかったのですが、ネット検索して何となくできました。
最近はもっぱらデジタル音源を聞いていますが、久しぶりにアナログな音源を聞きました。
やはり音に温かみがあるといいますか、少し雑音が混じる所が何とも良いです。
冷蔵庫はレコードプレーヤーの下にあります。戸棚の中に収納することで室内デザインを損なわないような工夫がされています。
↓椅子とベッドの間隔が狭いのでちょっと窮屈な感じがします。また、電気ポットやグラスも置いてあります。
↓エアコンリモコンも壁付けで一体化されています。
浴室内はバスタブはなく、シャワーのみ。
グレードの高い部屋はバスタブも設置されていたと思います。
シャワーや水栓はドイツの「ハンスグローエ」。
非常に使いやすくて良いです。
高級ホテルではよく使われていますが、マスタードホテルクラスのホテルでハンスグローエが使われているのはなかなか見ないですね。
↓シャワーは2種類あり、ハンドシャワーとオーバーヘッド。これも高級ホテル以外ではあまり無い設備ですよね。こだわりが感じられます。
↓ボディーソープ、シャワー、リンス
↓ドライヤーは「Nobby NB1904」。形が家電っぽくなくてカッコいい。
室内は無駄な装飾がなく、かといって何かが足りない訳ではなく、デザイン的にも統一感を感じます。
シンプルな非常に過ごしやすい空間です。
長期滞在者向けプランもあるので、洗濯機・乾燥機が設置されています。洗濯機は300円、乾燥機は100円とのこと。
想像以上に内装や設備にこだわりが感じられました。
落ち着いて過ごしやすいような設計がされており、またレコードプレーヤーがあるので、音楽を聴いて過ごすのがいいのではないでしょうか。
すぐ近くに食べるところも多いですし、下北沢の街を楽しみつつ、すぐ近くのマスタードホテル下北沢に泊まって、下北沢の街を堪能できると思います。
カフェ「SIDEWALK COFFEE」も併設されているので朝食も手軽に楽しめますし。
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