最近の下北沢は、歩くたびに新しい工事現場に出会います。
その中でも最近目に付いたのが、「グランデュオ下北沢15(仮称)」の新築工事です。
場所はシモキタエキウエの花屋さんReconnelのすぐ近く、あの“コストコ転売店”の隣と言えば、地元の方ならすぐにピンと来るかもしれません。
現場の掲示によると、完成予定は2025年9月。
建物は6階建てで、全フロアが商業テナント用に賃貸される予定です。
施工主は「株式会社フェイスネットワーク」。ビルの名称は仮称ながら「グランデュオ下北沢15」となっており、同社の既存のグランデュオシリーズと同様、スタイリッシュな都市型商業ビルになりそうな予感がします。
掲示板にはフロアごとの詳細な面積も載っており、以下のような構成になっています:
1階:73.21㎡(飲食店可)
2階:64.49㎡(飲食店可)
3階:55.83㎡(飲食店可)
4階:55.83㎡(飲食店可)
5階:57.22㎡
6階:52.20㎡
この数字を見るかぎり、1階~4階は通行量の多い立地を活かして飲食店を想定しているようです。
5階以上はコンパクトなスペースながら、ギャラリーや小規模ブランドの路面展開にも向いていそうなサイズ感です。
下北沢という街の特性を活かしたテナント構成になることを、今から楽しみにしています。
それにしても、ここ数年での下北沢のビル建設の勢いは目を見張るものがあります。
再開発の大波が一段落したかと思えば、今度は個別の建て替えが静かに、しかし着実に進んでいます。
「景気がいいのか?」「それとも老朽化による建て替えか?」と考えることもありますが、街に新しい風が吹いているのは確かです。
とはいえ、新しい建物ができたからといって、それだけで街が面白くなるわけではありません。
どんなお店が入ってくるか、どう街と呼応していくか——そこが下北沢らしさを保つ鍵なのだと思います。
この「グランデュオ下北沢15」にも、ぜひ街の空気を読み取ってくれるようなお店が入ってくれることを願っています。
また詳細が分かりましたら、このブログで追ってご紹介したいと思います。
