下北沢 再開発計画の再考に着手する方針

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【2015/2/12 追記】
保坂区長が世田谷区長に就任してから4年経過しましたが、計画に何ら見直しが入っていません。2011年の「計画を見直す」、という発言は何だったんでしょうか。。

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昨日は、下北沢駅前にダイエーの直営店フーディアムが開店しましたね。

ダイエーは直営店の新規オープンが2年5ヶ月ぶりだそうです。Yahoo!ニュースにも出ていましたね。

「下北沢 フーディアム」という検索ワードでこのブログに来ていただいた方が昨日は多かったです。
昨日のアクセス数は何と300を超えていました。新記録です。

さて、フーディアムができ下北沢駅前も賑わいを取り戻しつつありますが、保坂世田谷区長が、下北沢再開発計画の再考に着手する方針を発表しました。

以下、東京新聞より。
『賛成、反対派が対立する下北沢(世田谷区)の再開発に関するシンポジウムが二十八日に開かれ、四月に就任した保坂展人区長が初めて出席した。区長は「違う立場の人が一緒に話せる枠組みをつくりたい。秋以降加速して道筋をつけたい」と述べ、地下化工事中の小田急線の跡地利用素案の見直しをきっかけに、再開発計画の再考に着手する方針を示した。
再開発計画では、小田急線の地下化に伴い、バスが乗り入れられる駅前広場や最大幅二十六メートルの道路を造る。入り組んだ路地に個性的な店が並ぶ下北沢らしさがなくなると反対派による訴訟も起きた。
保坂区長は「人優先、まちの発展、防災対策が三原則。現状の計画が果たしていいのか。東日本大震災を踏まえもう一度まちづくりを考えたい」と語った。具体的には、区の作った小田急線の跡地利用素案について「統一感に欠け、防災面で問題がある」と指摘し、九月に説明会を開いたうえ、地元の商店主らを含めて区民の意見を広く聴く場を設けて見直す。並行して「シモキタ」ブランドや防災対策を区民が話し合う場もつくり、再開発計画の再考へつなげる方針だ。
シンポは、反対派によるイベント・シモキタボイスの一環で、下北沢アレイホールに約百五十人が集まった。大木雄高・実行委員長は「開かれた議論の場をつくってほしい」と話した。
反対派とは立場を異にする、しもきた商店街振興組合の柏雅康理事長も初めて出席し、「結論の先送りはしないでほしい」と要望した。』

個人的な考えを言うと、下北沢駅前にバスやタクシーが乗り入れられる広場は要らないと思います。現状、バス・タクシー乗り場が無くて困っている人ってそれ程いないと思います。駅から歩いて帰れる人が99%以上だと思います。奥さんがお出迎えに駅までクルマでやって来る、っていうシーンもほとんど見たことないです。

確かに防災面を考えると消防車が入りにくい今の道路は問題があるかもしれませんが、それが下北沢の魅力を作ってきた面もあります。また、駅前だけ広場にしても、それ以外の道路はそのまま狭いままですし、防災に効果あり、っていう理屈もちょっと変ですよね。

防災面に不安のある方は安全な場所に引っ越せばいいだけであって、変な理屈で駅前の一部だけ街並みを変えてしまうのはどうかと思います。変えるなら全部変えないと意味無いです。

JRの駅に顕著ですが、駅前はバスやタクシーのロータリーがあって、個性の無い、画一的な街並みな場所が多いです。下北沢はそんな街にだけにはなって欲しくないです。


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